本日はNew Year's Eve

30代OLが「書き手」になる夢を叶えるドキュメンタリー

「案ずるより産むが易し」と言うために

痛てててて……

ふ、太ももがちぎれるーー!!!!

 

ここ数年、大晦日はヨガ講師をしている友人にレッスンを受けている。

同級生が集まり、年の終わりに心も体もスッキリし、新しい年に期待を込める。

 

今年は妊婦さんも参加したので、

お腹を圧迫しないマタニティヨガをすることに。

 

妊娠中ではない女性でも、

月経痛の軽減や更年期症状予防のために

続けてみるとよいという。

 

ーーそうは言っても妊婦さんに安全なヨガでしょ。

楽勝、楽勝♪

 

心の中でそう思っていた。

 

ところが、だ。

「む、無理〜!」

最初に悲鳴をあげたのは、妊娠の予定もない、独身気ままな、わたしだった。

 

好きなものを食べ、好きな時に好きなことをし、

ストレスなんてないはずなのに。

いや、だからこそ

甘やかしに甘やかした体は、即座に悲鳴をあげた。

 

「出産は女性の生涯において、一番体力を消費すると言われています」

 

ヨガ講師の友人が言うように、

出産するためには、とてつもない体力が必要だ。

農作業をしていた昔に比べ、圧倒的に今は体を動かす時間が短い。

便利な家電に頼り、デスクワークで座り放題、自主的に体を動かしていないわたしの身体が、

そんな運動量に耐えきれるわけがない。

 そもそも普段から運動している男性陣だって、「これは効くなぁ〜」と言っていたのだ。

 

 

「痛てててて……
ふ、太ももがちぎれるーー!!!!

無理ー!産めなーい!!!!」

 

半泣きでポーズを取るわたしの叫び虚しく、

「はい、もう一呼吸〜」と

レッスンは続いていく。

 

案ずるより産むが易し。

 

わたしの場合、産むためにはまず案じなければいけないのかもしれない。

 

今の自分と向き合い、

何が足りないかに気付き、

どうやって補い、さらにプラスにしていくのか。

じっくり思案し、準備していく。

 

アイディアも、

文章も、

仕事も、

人間関係も、コミュニケーションも。

 

産むためには、

何か成果を出すためには、

産む前に、案ずる前に、

ひたすら考え準備をしていく。

 

「悩む前にやっちゃったほうがいいよね」

 

そんな出たとこ勝負の生き方は、

三十路も過ぎたこれからは、

そろそろ通用しないのかもしれない。

 

案ずるより産むが易し。

そう言えるように、

そんな結果を出せるために。

 

新しい年は、

心身ともに鍛え、

言葉も見た目も磨き、

新しいものを生み出していく。

 

そんな一年にしたいと思います。

 

さて、本日はNew Year's Eve.

大晦日です。

 

セカンドチャンスは0時まで有効。

一度立ち止まり、振り返る。

残りの時間を、今年のためにつかう。

 

すべての有難きことに感謝を込めて。

新しい年が、幸多き1年になりますように☆