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本日はNew Year's Eve

30代OLが「書き手」になる夢を叶えるドキュメンタリー

おじいちゃんとおばあちゃんとアンパンと。

「アンパンは入れたもんな」

「うん、アンパンは大丈夫」

 

昨晩の仕事の帰り道。

疲れたなぁーと思い、お惣菜を買いにスーパーへ。

 

「あ、すみません」

 

おじいさんとおばあさんが、

カゴを持ったまま悩んで、

パンコーナーとお惣菜コーナーを通せんぼ。

 

「あとは大丈夫かな。アンパンはもういいしな。」

「そうね、アンパンはいいわよね」

 

やっぱりお惣菜はやめて、自分で何か作ろうかと思い立ち、野菜コーナーに向かう。

もやし、豆腐、卵をカゴに入れて、

最後にまたお惣菜コーナーを抜けてレジに向かう。

 

「よし、いいだろう。アンパンがあるから大丈夫」

「そうね、アンパンはあるから帰りましょう」

 

……あのおじいさんとおばあさん、まだアンパンの話してる。

 

わたしの買い物時間も短かったけど、

それにしたって、アンパン気にしすぎじゃないか。

 

あんかけもやしの材料を袋に詰め、

いつもの道を歩いて帰る。

 

 

もしかして。

 

 

毎朝二人で緑茶でも入れて、ゆっくりアンパンでもかじってるのかな。

 

「あれ、ばあさんや、アンパンがないじゃないか」

「あらあら、じゃああとで買ってきましょうか。今朝は食パンでも焼きましょうね」

 

緑茶をズズズ

 

「やっぱり、朝の緑茶にはアンパンだな」

「そうね、今日は忘れずに買いましょうね」

 

そんな会話でもあったなのかなーと、ぼんやり考えながら帰り道を進んでいく。

 

いいなー

わたしもおばあさんになったら、

「やっぱりアンパンは美味しいね」と言いながら、おじいさんとお茶すすって、のんびりテレビでも観たいなぁ。

 

そう思った時だった。

 

 

 

もうゴールデンウィークか。

 

ってことは。

 

もしかして。

 

 

「わーい、アンパン大好き\(^o^)/」

「そうかそうか、よかったな」

「うん、もうおじいちゃんとおばあちゃんちに住みたいよ!」

「あらあら、じゃあ毎日アンパン用意しとかなきゃ。ふふふ」

 

もしかしたら、連休中にアンパンが好きな孫が、遠くから遊びに来るのかもしれない。

 

そういえば、

わたしもこどもの頃、おじいちゃんとおばあちゃんちに行くと、いつもお菓子が用意されていた。

 

「あれ? 母さん! やすえのお菓子どこいった?」

「やいや、そこさ入れてたしょ」

「見えねーど。ねぇんでねーか?」

「やぁ、そういえば父さんさっきなんか食べてなかった?」

「あ……あれかぁ。よし、やすえ、買い物行くぞ!」

 

近所のスーパーに行って、おやつをごっそり買ってもらって、まるでお姫様にでもなったかのような至れり尽くせりの時間だった。

 

懐かしいなぁ。

 

連休中は、そんなおじいちゃんとおばあちゃんと孫たちの楽しい時間もあるのかもしれない。

 

そう思ったら、なんだか気持ちがふんわりしてきて、疲れも和らいだ気分だ。

 

さて、連休まであとちょっと!

午後もがんばるぞ!

 

ちなみに今日のお昼は、

あんかけもやしのお弁当と、デザートはコンビニで買ったアンパンです。