それは突然のことでした。 「わ!」とおどけてみせると、 「何してるの?」と、 彼が真顔で言ったんです。 ドキッとしました。 彼のことはちょっと前、いやだいぶ前から知ってはいました。 でも、特に興味がなくて。 「あ、いるな」すらも思わないくらい。 …
「忘れがたいっていうのは、つまり好きってことなんでしょうね」 うん。 そうなんでしょうね。 ほんとうに。 そう思います。 わたしにもかつては、いました。 いつもぴったり寄り添うパートナー。 忘れ難き存在が。 二人。 と言えばややこしくなりますか。 …
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